最近、会社でSGD’sについて考える機会がありました。「誰一人取り残さない」を理念に、国際社会が 2030年までに貧困を撲滅し
持続可能な社会を実現するための重要な指針として掲げた17の開発目標と169のターゲットが設定されたという内容でした。
話は変わり、国連は昨年、日本に対して障害者権利条約に対する取組で多くの「勧告」または強く要請する指摘がありました。
その内容にはSDG’sに掲げられた目標の内容がふんだんに盛り込まれていたんです。
つまり日本のSDG’sに向けた活動は障害者を、ちゃんと経済活動の中に取り込んだ社会づくりを目指す必要があるんだろうと感じ取れる勧告でした。
何よりも強く要請された中には人権に関する内容まで含まれているものもあり法律の見直し、阻害要因の整理も含めて
抜本的に変えなくてはならない項目も多く見受けられました。
自閉症スペクトラムの息子を持つ親として、国連の勧告は日本を変えていく大きなムーブメントになるとありがたいです。
未だに私は【子供がこうなったのは、親の責任】【急に大声出されて迷惑】という苦言や叱責を受けて
ムダに平謝りしています。
※子供の前では謝る姿ばかり見せないようにしています。
日本文化が積み上げてきた【こうあるべき】に当てはまらない人を、その場から排除しようとする雰囲気こそ
誰一人取り残さない持続可能な社会づくりを阻害するものだと感じながら日々過ごしています。
日本を変えるのは、国連という組織ではなく日本国民である私たちです。
私たちが選んだ政治家や国を動かす優秀な頭脳を持つ関係省庁の皆さんと一緒に変えていく努力をしていきたいです。
↓NHKの国連勧告に関する特集です。
https://www.nhk.or.jp/heart-net/article/723/
さて、そんな中、官民一体の検討は実施されているのかと疑問に感じるところも実は、あります。
いち親として、一人で解決策を提案し法案化していくのはハードルが高すぎて出来ませんが
色んな人と手組みをして関係省庁との連携も図りながら
少しでも改善活動に貢献できれば良いなぁと切に思っていて同志には声掛けをさせてもらっています。
日本が美しく、住みやすい国になるように、みんなで協力して少しずつでも変えていきたいと考えています。
そんなことを考える一日になりそうです。
2023年4月2日0時00分配信。
来年の今頃は私たち親が笑える社会になりますように。